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お仕事小説の達人〜山本幸久〜「笑う招き猫」映画化によせて

「笑う招き猫」ゴールデンウィークに公開

 山本幸久さん原作の「笑う招き猫」が映画化され,清水富美加さん,松井玲奈さん主演で,今年のゴールデンウィークに公開されるようですね。

www.cinra.net

 松井さんのブログでも,つい先日発表されていました。金髪に染めていたのは,役作りのためだったようです。

ameblo.jp

 2人組の女性漫才師が格闘する本作。山本さんのデビュー作のようですね。以降の山本さんの書き味からすると結構「堅め」の書きぶりで,2人の心の揺れがしっかりと描かれている秀作です。

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 清水さんと松井さんが,豪快かつ繊細な2人をどのように演じているのか,楽しみですね。

 

「お仕事小説」の先駆け

 今でこそ「お仕事小説」というと,一つのジャンルとして確立させている感がありますが,山本さんはその先駆けと言えるのではないでしょうか?

 山本さんの書きぶりとしては,20代から30代の微妙な立ち位置の主人公が,魅力あふれる周囲のキャラとの絡みの中で,自分探しをするという展開が主のようです。

 

 「笑う招き猫」を「堅め」と書きましたが,それ以降の作品は簡潔な文体でストレートに訴えてくる,非常に取っつきやすい作品に仕上がっていると感じます。また,登場人物も,一般の読者と目線が同等の,所謂「等身大」的な魅力的キャラクターが多いですね。

 

登場人物のリンクがたまらない

 また,山本さんの作品群の魅力の一つが,作品をまたぐ登場人物のリンクです。 

 例えば,バスガイドと芸者のいとこ同士がつながっている作品とか…

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 食品会社の営業とデザイン会社の元カノとのつながりとか…

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 この「凸凹系」の登場人物は,至る所で登場したりしますが…

 意外なところで意外な人が登場し,なんか得した気分になっちゃうんですよね。山本さんって,「キャラを立たせる」ことが本当に上手なのだと思います。

 

 皆さんも,山本さんの作品を読んで,元気をもらってみてはいかがでしょうか?

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