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「3月のライオン」試写会に行ってきた

思った以上の重厚感「3月のライオン

 幸運なことに試写会に当選し,「3月のライオン」を観てきました。思った以上に重厚なつくりになっていましたし,躍動感もある力作に仕上がっていて驚きました。

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 神木隆之介さん演じる不幸な生い立ちをもつ主人公が,葛藤しながらも将棋の世界で自分自身の居場所探しをするこの物語。

 原作の知識は全くないままの鑑賞でしたが,登場するすべての人物が何らかの悩みを抱えており,それと闘っている…という人間の内面を見つめようとする姿勢が作品作りのモチーフになっていると強く感じました。

 

 ネタバレになると困りますので詳しくは書きませんが,主人公を取り巻く将棋界の棋士達は,それぞれの実力に応じてそれぞれが葛藤しています。「棋界」という非常の限定的で分かりづらい世界観を,行き詰まるような緊張感とともに見事に描写しており,将棋に詳しくない女性が観ても十分に楽しめる出来。

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 実際の将棋シーンも多いのですが,決して鈍重な描写にはなっていません。将棋の勝負をこれ程スピード感と緊張感を感じさせるように切り取った監督の技量の高さを感じます。

 

魅力的な登場人物

 主人公の周囲を彩る登場人物も実に魅力的に描かれています。

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 棋界の友人やライバルはもちろんですが,主人公が引き取られた先の娘役を有村架純さんが熱演。自分の夢の頓挫と家族へのねじれた思いを情熱的に演じており,これまでの清純派のイメージを覆すほどです。

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 また,主人公を暖かく支える一家の存在。こちらも訳ありなのですが,それでも肩を寄せ合って暖かく支え合おうとする「家族像」を見事に描写していました。

 そのなかでも,一本気な二女役を演じた「清原果那」さんが,無気力になりがちな主人公と対比されるような形で描かれており,清原さんも見事に演じきっていました。

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 4月公開の後編では,この二女「ひなた」が中心となってストーリーが展開されるようですので,清原さんの躍動ぶりにも大いに期待したいところです。

 

 きっと自腹を切って見に行くと思います。後編。

 お薦めの映画ですよ!