プロジェクター機能の可能性
今年の春以降,アンドロイド搭載プロジェクター「Xperia Touch」が発売されるようです。
何でも,机の上に画面を映し出してゲームを楽しんだり,壁に投写して動画を観たりといった使用方法を想定しているようですね。どちらかといえばファミリー層を意識しているのかもしれませんが,資料提示,ビデオ通話等,ビジネスなどでも大きな可能性を秘めているといえましょう。
ただ…おしい!
以前から,手軽に使えるプロジェクター機能が欲しいな〜と感じていたのですが,この「Xperia Touch」,実に惜しい…
①サイズが大きい!
サイズは「69×134×143mm」とのこと。高さも奥行きもあり,「気軽に持ち運ぶ」という感覚では扱えないような気がします。
②重い!
重量は932グラム…だめだこりゃ。完全に据え置きあるいは室内での小幅な移動をコンセプトに作られている…
惜しい。実に惜しい。
スマートホンに搭載されれば
やはり,我々が本当に求めているのは,これらの機能が,スマートホンでそのまま使用できる環境でしょう。専用のレンズをはめ込むことで,アプリの機能でプロジェクターとして機能するという環境です。
そうすることで,まさに「いつでも」「どこでも」,様々な情報を広い画面で共有することができると考えるのです。
資料提示や写真・動画等のコンテンツの提供,ゲームや簡単な編集などの操作を伴う作業等が,モバイルの環境でできてこそのコンパクトプロジェクターです。根本的な機能の面ではやや壁に当たりつつあるスマートホン業界ですので,このプロジェクター機能のような付加価値を伴う機能の開発も続けて欲しいものです。
まあ,何年か後には実現できそうな機能であるとは思うのですが…iPhoneでもぜひ…