Westone ES80オーダー開始!
ついに発売のときが来ましたよ。
WestoneのカスタムIEM新フラッグシップモデル「ES80」のオーダーが4/29からスタートするそうです。
【新製品情報】Westone ES80&EAS series 4月29日オーダー開始!【一部モデル価格改定有】 -eイヤホンのブログ
クリアシェルの内部を見ると,さすが8ドライバーが入っているだけあって「混み合って」ますね。気になるお値段は…
やはり,この値段。以前の予想ぴったりです。まあ,これにオプションのフェイスプレート等を取り付けることを考えると20万は超えるんですけどね。
クリアシェルをお好みの方も当然いらっしゃるでしょうが,せっかくシェルとフェイスプレートの組み合わせが非常に豊富なWestoneを選択したのであれば,オプションを選んで「自分だけ」のカスタムを作成することを強くお薦めします。
ちなみに私のES60は。「ネオンオレンジ+アバロンシェル」。思ったよりも派手すぎずに主張するネオンオレンジと貝殻のような光沢をもつ深い青のシェル。お気に入りです。
以前のブログでも書きましたが,私は「本体から2万円引き+シェルから5千円引き」というセール期間中にオーダーしましたので,購入に踏み切ることができました。今回のES80の価格では,ちょっと手が出なかったでしょうね。
ES60と比較して高音側のドライバーが2基追加されていることからも,比較的おとなしめとされるWestone社の高音傾向をグレードアップする狙いがあることは明らかです。
私はES60に銀線のリケーブルを行うことで高音を補っています。高音好きな私でも満足できる「キラキラモニター音」を楽しめていると自負しているところです。
素のES80と,リケーブルをしている私のES60とを聞き比べてみたいなあ,と素直に思いますね。ここまで来ると,
「ケーブルとの相性や変化の度合いによる音の好み」
の部分が大きくなってくると思いますので,ユーザーにとっては様々な組み合わせの仕方を想像できるという楽しみと悩みの種を受け取ったともいえるでしょう。
私の予想としては,素のES80でも,今の私のリケーブルES60 の高音バランスは超えられないのではないかと思っています。おそらく,高音が磨かれたES80と今の私のケーブルを合わせると,高音がキンキンすることになるでしょうから。しばらくは今の相棒と一緒に進んでいくことになることでしょう。(Westoneは基本の素性が素晴らしく,音源やケーブルの特性をそのまま素直に反映しますので,ES80と組み合わせるケーブルを考えるだけでも楽しくなってきそうですね)
他のラインナップが大幅値下げ
そしてそして,フラッグシップモデルのES80が発表されたことで,これまでのラインナップが大幅に値下げされております。(4/29のオーダー分から)
ES60も,私がセール中に購入した金額と同じ2万円引きに。…安くなっても自分が購入した金額に収まってくれてなぜかほっとしている私…何とも情けない!
そんな私がこのお安くなった状況だからお薦めしたいのが,「ES30」です。
私は以前に同社の「UM-Pro30」を使用していました。若干の高音の不足を感じて「SE846」「W60」を経て現在の「ES60」へとたどり着くのですが,このPro30,3〜4万円台ではダントツのお薦め機でした。特に低・中音の空気感。モニターというよりも,リスニング寄りの音作りになっており,ボーカルを中心とした深み,色艶においては,上位機種をしのぐ力を持っていると,今でも感じています。一旦SE846に移行した後に買い戻したこともあるくらい魅力的なイヤホンです。
この機種と同じドライバーを使用しているのがES30。もちろん直接聴いたことはないのですが,コンシューマ機の出来を考えると,このES30の力量は侮れないはず。
実際,「eイヤホン」の動画で,「ボーカルものだったらES30がベスト」と言っているスタッフがいました。わたしも,ボーカルを大切にしたい方にはお薦めできるのではないかと考えています。
しかも,値引きの幅が約4万円!上位機種には手が出ないけど…と悩んでいる方にとっては,かなり魅力的な機種になるはずです。
皆さんも,CUSTOMの沼にはまってみませんか?
※ちょっと心配なのが,納期までの期間。私がオーダーした昨年夏頃には,「1〜2ヶ月」だった納期までの期間が,「3ヶ月前後」に変更されていますね。今後ますますオーダーがかかることを考えると,少なくともこの期間が短くなることは当分なさそうです。オーダーするなら早めが吉か?