やっぱりあった,トラックパッドのミスタッチ
以前MacBook Pro(Late 2016)について,
「第2世代のキーボードは最高だが,トラックパッドが大きくなった分,ミスタッチによるカーソル移動が頻発している」
という記事を書きました。
この記事を書いた以降も状況はそれほど変わっていませんので,「慣れ」の問題ではないような気がします。
そんな折,私と同じような問題を抱えているという記事を「MacFan6月号」で見つけました。132ページの「Macの媚薬」というコーナーです。
キーボードとの隙間が問題か?
この記事を書いていらっしゃる栗原さんという方も,親指の関節や付け根がトラックパッドに触れることで誤作動が起きていることを認識しています。
また,「これまでのモデルでは起きていない」という事実から,「スペースキーの下端からトラックパッドまでの距離」による違いが原因なのでは無いかと結論づけています。
その距離は,2010年モデルのMacBook Proが23㎜,2012年モデルのMacBookAirが10㎜だったのに対し,現行MacBook Proではわずか3㎜しかないというのです。
私は,これに加えて「大きくなってしまったが故に横幅が広がったこと」で,手のひらと干渉するようになったと考えています。
解決策を掲載
当該記事では,解決策も提案しています。
「トラックパッド上部にアルミ箔を貼り付けたマスキングテープを貼る」というもの。実にアナログ的な発想ですが,カーソルの移動は無くなるものの,感圧センサーは効くとのこと。
カーソル移動にいてはトラックパッドの下部を使用すれば,その他は通常通りの操作が可能だということですね。
まあ,せっかくのスタイリッシュなMacのよさを殺しているような気がしますが,実際に誤作動が多くなると,非常にストレスがたまりますので,私は「アリ」だと思います。
ソフトウエアでの対応を!
しかし,応急処置的な対応であることは否めません。栗原さんも提言していますが,やはり,トラックパッド上部のカーソル移動を停止するようなソフトウエアレベルでの対応が必要だと考えます。
ハードでの修正は無理ですし,そもそもトラックパッドを拡大するという方向に舵を切ったのはAppleそのものですので…。
他にもカーソルの誤作動で困っている方はいらっしゃいませんか?
また,効果的な解決策を講じていらっしゃる方からは,是非ともその方法を教えていただければ幸いです。