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iriver Astell&Kern 新フラッグシップ機「A&ultima SP1000」発表

iriver 新フラッグシップ機「A&ultima SP1000」発表

 高性能DAPを販売し,世の中の金銭感覚を崩壊させている(?)iriverから,新たなるフラッグシップモデルとなる「A&ultima SP1000」が発表されました。価格は相変わらずの逝っちゃってるお値段…「3,499米ドル」です。
↓eイヤホンのブログを参照

http://www.e-earphone.jp/blog/?p=90931

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どんな進化を遂げたのかな?

 まずは仕様から。

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 DAC,電源周り,インターフェイス等,順当に進化しているようですね。これまでのフラッグシップ「AK380」との筐体比較。

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 本体,液晶画面とも大型化しています。う〜ん,持ち運びにはやや大きい気も…まあ,音が良ければ我々のようにモバイルオーディオに何十万もかけるような人間は気にしないかもしれませんが…

 肝心のその音質は?eイヤホンのレビューでは,
・低音の張り出し感が増し,AK380よりタイト
・高音のきらびやかさ,伸びがすごい,
・輪郭のはっきりしたシャッキリサウンド
といったところ。
 これまでの第三世代の音づくりとは大きく異なっているのかもしれません。正直,第二世代,第三世代の音は,「繊細でこじんまり」という感じで,あまり好ましいと思っていませんでした。
「もっとメリハリの効いた音のほうが,音楽を楽しめるのに…」
と感じながら,現在のAK120Ⅱをリケーブル効果でメリハリ感,高音の伸びを生み出してようやく自分の好みの音にすることができています。

 AK120Ⅱの前は第一世代のAK120を使用していましたが,女性ボーカルの伸びやかできらびやかな声などは,断然旧AK120のほうが自然な音であり,好みでした。ボーカル意外のバックの音は確かに細かなところまで拾えており,性能の高さは感じるのですが,かえってボーカル帯が引っ込んでしまい,デフォルトのままでは非常にいびつで不自然な音になってしまっているのです。

 これがよりメリハリ感のあるサウンドになっているのであれば大変好ましいことなのではないでしょうか。少なくとも,より「一般受け」する音になるのは間違いがないと思われます。

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問題はこれからのモデル展開

 まあ,なかなかこのモデルを即購入というわけには行きませんので,より気になるのは,今後のiriverのモデル展開です。
 この「A&ultima SP1000」が第四世代の幕開けになるとすれば,この機種の技術が下の価格帯のモデルに降りてくるはず。現AK320にあたる「フラッグシップ廉価版」が20万円前後シングルDACモデルが12万円程度となる展開でしょうか?

 私が狙えるとすれば,「シングルDAC」モデルかな?現AK300も非常に評価が高いモデルとなっていますので,よりメリハリの有る音がそのまま踏襲される形で我々の手元に届けられればいいなあと願っています。
 先日の強力なアンプを搭載した「KANN」の発表もあり,多様なDAPづくりに動き出していると予感させるiriver。今後の動きには要注目ですね。

 

 

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