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「あなたのことはそれほど」から見る「波留さんの覚悟」

注目度を増していった「あっけらかん不倫」と「第2の冬彦さん」

 TBSドラマ「あなたのことはそれほど」が終わりました。

 このドラマ,次第に話題を集めていったのが,「波留さん演じる美都のあっけらかんとした不倫ぶり」と「東出さん演じる涼太の冬彦さんばりの怪演ぶり」です。

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 特に波留さん演じる美都に関して,ドラマ開始当初は
「あっけらかんとしすぎて引く…」
「何の悪意もなさ過ぎて共感できない…」
等,批判というか疑問の声が多く上がっていました。

 私もドラマを見ていて,
「いったい誰をターゲットにしたドラマなのかな?」
という疑問を感じていましたし,その疑問は最終回を終わっても解かれていません。

 まあ,「何となく結婚し,そんな自分に満足できずに生きてきた人の選択」という捉えしかできないのでしょうが,そこが「共感できない」という本ドラマ最大の弱点を生んでしまったのでしょう。
 しかしこの試みが「失敗」したのかといえば私は即断できません。「そのような見方のドラマ」と言えるかもしれないという気持ちもあるからです。

 

波留さんの心境を読む…

 そんな中,今回は主演を張った「波留さんの心境」という観点から述べてみたいと思います。

 ドラマ開始後の否定的な反響を受け,波留さんは次のようなブログを更新しています。

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 何とも切ない文面です。
 これまでは清純な役柄で成長を遂げてきた波留さん。初めての汚れ役です。しかも予想以上の「反感」を受け,これからの収録も続く「第3話」明けのブログ…必死に自分に語りかけるような内容に,正直胸が痛みました。

 この時期,
「なぜ波留はこんな役を引き受けたのか?」
という疑問がネット上で話題になっていました。

 きっと波留さんも,さすがにこれだけダメージを受けるとは思っていなかったのではないでしょうか。
 それでも演じ続けなくてはならない…。プロとしての厳しさを改めて感じたことでしょう。

 そしてドラマ終盤になってからのブログでは…

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 何とも意味深な文面…
「もう少し待っててね。」
「もう終わりますからね。」
 …これって,「美都」からの解放を心待ちにしている心情の吐露ですかね?

 私,正直この発言にはがっかりしました。
 様々な批判がありながらも,ドラマの注目度は上がっていましたし,視聴率も上昇中でした。美都がどんな人間であるにせよ,波留さんが演じた美都を「理解してみよう」とする人が増えている証です。

 視聴率的,内容的にも視聴者からそっぽを向かれていたのであればまだ分かりますが,潮目が明らかに変わってきた中でのこの発言は,自分のがんばりを否定することにも繋がるのではないかと感じます。

  個人的に納得できず,心のダメージがたまっていたことを差し引いても,ここは「強がって」自分の頑張りを堂々と主張して欲しかった。そうすることで初めて「幅」が広がると思うのです。
「損して得取れ」
ではありませんが,当初の不評を自分の取り組み,考え方の転換で切り抜けたと肯定的に捉え直してほしいと願っています。

 

本当の意味での「プロの女優」を目指してほしい!

 波留さんには,今後,本当の意味での「プロの女優」になってほしいと願っています。

 プロですから,自分の本意とは違う役柄でも与えられればこなさなくてはなりません。言い訳をせず役に邁進することが大切なのだと思います。見ている人は見ています。役柄と役者本人とは違うということは当然理解してくれます。
 その上で,
「あの人のあの役柄,まるで人が違ったみたいに演じていてさすがプロだな!」
と感じさせるからこそプロの「演者」なのです。

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 私がもし波留さんの事務所の社長だったら,次回作もこれまでの清純路線ではなく悪女の役をあてがって,波留さんの成長を促すと思います。「モデル上がり」ということではなく本物になってもらうために…

 波留さんに本当に期待しているからこそ,今回は少々辛口の内容になってしまいました。いずれにせよ,波留さんの次回作を今から心待ちにしたいと思います