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普及価格帯の本命か? EPSONのGPSウォッチ〜WristableGPS(リスタブルGPS)〜

混迷のウェラブル端末…ユーザーは何を求めているのか?

 AppleWatchの次期バージョンの噂も聞こえてきました。

 しかしなかなかこの分野,盛り上がりませんね。そこには,「iPhone等の端末からの情報で十分であり,これ以上の過度な情報はいらない」
という「情報からの解放」を求めたいという意識が働いていたり,
「母艦となる端末から切り離すと機能が大幅に制限される」
などといった「性能不足」を指摘する声もあることでしょう。

 そんな,「絶対的な必要感探し」に迷走している感のあるこの分野に,EPSONが新たな提案を行いました。

 WristableGPS(リスタブルGPS)の発表です。

 

絶妙な機能の割り切りと価格設定

 この新シリーズ,価格帯に応じて機能が決まってくるのですが,その機能の設定が絶妙だと考えます。

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 AppleWatchはあくまでもiPhoneを媒介としながらも,機能的にもスマートフォンに近づこうとする「強欲さ」があります。それ故機能的な中途半端感が残るのですが…

 このEPSONの製品は実に綺麗さっぱりです。

 一番下のグレード「Q-10」シリーズは,

GPS機能を搭載しながらも価格を1万3000円(税別、以下同)に抑えたエントリーモデル。Bluetoothによるスマートフォン連携機能や脈拍センサーを省略されているが、基本的な使い勝手は他のシリーズと同様」
となっています。

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 その「基本性能」とは,以下のようになっています。

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 まあ,これくらいできてこの価格だったら「買い」と考える人もいるでしょう。

 「J-50シリーズ」は、

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GPS機に加え、脈拍センサーを搭載したモデル。スマートフォンBluetoothで常時接続可能で、電話やメール、SNSなどの通知を受けられるほか、音楽プレーヤーのコントロールも行える。ブラック、カーキ、ターコイズブルーの3色展開で、女性向けにベルトが10mm短くなっている。9月中旬発売で、実売価格は2万4800円程度になる見込み。」
とのこと。

 「J-300シリーズ」は、

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「ディスプレイに電子ペーパー(EasyView Display)を採用し、屋外での視認性を高めたアスリート向けモデル。」

ということです。

 加えて,

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ウルトラマラソンや長時間の大会への出場者をターゲットに、下位モデルでは10~16時間となっているGPS稼働時間を36時間に強化した「J-350シリーズ」(実売3万9800円)、サファイアガラスやゴールドベゼルで質感を高め、健康維持への関心が高い層をターゲットにした「U-350シリーズ」(5万円)も10月上旬に発売される。」
と,最上位機種まで用意して至れり尽くせりですね。

 

魅力的な「J-300」シリーズ

 個人的には「J-300」シリーズが非常に魅力的です。

 GPS,脈拍センサー,各種通知機能,音楽プレーヤー制御等の基本を押さえた上で「電子ペーパー仕様」というのが大きい。
 値段は「34,800円程度」。実売がもう少し下がると更に魅力度が増しますね。

 外見は「J-350」シリーズがかっこいい。価格差も5000円ほどなので悩みどころですね。

 

 いずれにせよ,AppleWatchのように「各種アプリをインストールしての拡張性が必要か否か」にかかっているのだと思います。

 また,あくまでもウエラブル端末に「時計」としての機能を期待している層が非常の多いと思われますので,AppleWatchに関しては普段は「消灯」していて手首を傾けると点灯するという点について,実際の使い勝手における不満点が拭えない層も結構存在するのではないでしょうか。(私も含めてですが…)

 いずれにせよ,ここ数年が「ウエラブル端末が一般に認知されるか」に関しては勝負の次期だと考えます。不発に終わると,その存在意義が薄れて…という結末が待っているかも。
 何かしらのキラーコンテンツが欲しいところですね。

 

 

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