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池井戸潤最新刊「花咲舞が黙ってない」がいきなりの文庫化(9/5発売)

「花咲舞シリーズ」最新刊がいきなり文庫化

  先日,東野圭吾さんの新作「マスカレード・ナイト」が9/7に発売されるということを書きました。 

 同時期の9/5に,池井戸潤さんの「銀翼のイカロス」と「花咲舞が黙ってない」の2冊が同時に発売されることも情報としてはかなり以前につかんでいたのですが,
「両方とも単行本の文庫化でしょ?」
と考えていてスルーしていたのですが,ふと思いついたことが…

「"イカロス"は単行本で読んだけど,"花咲舞"って,そもそもタイトルとしてあったっけ?」

 そう,テレビドラマ「花咲舞が黙ってない」は,そもそも池井戸潤さんの様々なタイトルの中から題材を拾い上げたものだという認識はあったのですが,あまりに「花咲舞」という名前がクローズアップされていたため,そのようなタイトルの本があったかと勘違いさせられていたのです。

 これは…と思って詳細を見てみると,今回発売される「花咲舞が黙ってない」という文庫は(そもそもこのタイトルがまぎらわしい!),昨年に読売新聞で連載されていたものをまとめ,単行本化をスルーしていきなり文庫発売される全くの新作だということが判明しました。危ない,危ない…

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 この表紙そのものが完全に「ドラマ」を意識してますよね。う〜ん,あまり日和ってほしくなかったな〜。

 

復習しましょ,そうしましょ!

 池井戸作品はほぼ読んでいる身ですが,危うくスルーしてしまうところでした。

 反省の意味も込めて,ドラマ「花咲舞が黙ってない」と,池井戸さんの原作と結び付きを調べてみました。すると面白いことが…

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 原作のベースが「不祥事」「銀行総務特命」だということは意識があったのですが,実様々なところからアイデアを拾っていたということに驚きました。

 おそらくこの中に「花咲舞」そのものが登場するものはわずかだと思うのですが,ドラマ化にあたって上手に修正したということでしょう。
 「かばん屋の相続」なんて本来全く関係ないですもんね。

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 さあ,「花咲舞」をタイトルにもってきた今回の新作。

 ドラマ版を彷彿とさせるほどの「舞押し」がされるのでしょうか?読売新聞の原作を全く読んでいないので非常に興味があります。

 池井戸さんがあまりに「ドラマ版」を意識しすぎて味付けが変わりすぎてしまうのもどうかと危惧してしまうところもありますね。

 さてさて,どんな仕上がりになることやら。楽しみにして待ちましょう。

花咲舞が黙ってない

花咲舞が黙ってない

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