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コードブルー3rdSEASON/第7話/上司としての責任の取り方と指導の在り方

部下のミス,そのミスに悩む部下にどう向き合うか…

 第7話のテーマは,部下をもつ立場になったものであれば誰でも味わうこととなる,「責任」の扱い方と部下へのフォローでした。

 現場に向かおうとするヘリの中で,フェローの灰谷が「できるだけ早く」と焦り,ヘリの操縦士に対して着陸地点の変更を要求します。しかし,それはヘリ運航の安全性を担保する上で行ってはいけないことでした。

 事故を起こして動けなくなるヘリ。患者をヘリで運べなくなった現実に思い悩む灰谷。

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 事故調査委員会では,ヘリの機長,ヘリの同乗していた白石が自己の責任は自分にあると主張します。

 そのこと自体,機長も白石も当然と考えますが,灰谷は更に悩みます。どうして自分のせいだと言ってくれないのかと。

 フェロー仲間から
「患者のことを考えて医者を目指しているのは灰谷先生だけ。」
「私だったら,灰谷先生のような医者に診てもらいたい。」
と励まされ,自信を取り戻したと思いきや…
 本話のラストシーンは,睡眠薬を不正に手に入れた結果,灰谷が駅のホームに転落した…という衝撃的な場面でした。

 来週も「名取のミスを緋山がかばう」という展開が待ち受けているようです。上級医としての立ちどころを問う今後になっていくのでしょうか?

 

医師と患者との信頼関係とは…

 もう一方の柱は,天才ピアニスト少女の奏のオペ結果に関することでした。

 藍沢が執刀するという条件でオペに同意した奏。しかし実際は,オペ中に急変の患者が出て,腫瘍摘出そのものは新海が行っていたという事実が発覚します。

 オペの結果そのものは変わらないと分かっていても,奏との約束を考えると自分をせめてしまう藍沢。

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 ここで今回の「白石と藍沢」の場面でした。白石のナレーションと藍沢に対する励ましの言葉が心を突きます。

救いたいという思いが強いほど,患者が払った代償の重みに医者は苦しむ。

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「奏さんの手術も同じだと思う。私は知ってる。藍沢先生は他の医者だったら諦めてしまうような状況で,何度も患者を救ってきた。それを今回のことで,あなた自ら無かったことにして欲しくない。患者は,あなたのような医者を必要としてる。」

その苦しみから逃れる方法は無い。だから気付いて欲しい。その重荷を一緒に背負いたいと思う,仲間の存在に。

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  珍しく,フェローがらみの事案では無く,藍沢本人の心情に迫る白石との絡みでした。

いつまでフェローと同時並行の描き方なのか?

 前回も書いたのですが,サードシーズンは5人と後輩との関係を描くという一面が強く,フェローの心情を描く場面にかなり多くの時間を割いています。

 確かに物語前・中盤までであればそれもいいのでしょうが,さすがにここまで進んだとなると,
「そろそろ本題の5人に関して深く描いて欲しい」
と願わざるを得ません。

 はっきり言って焦点化されていないのです。このサードシーズン。

 ファーストシーズン,セカンドシーズンとも,あくまでも主役は「5人」であり,そのこと自体がこのドラマを骨太で重厚なものにしていました。特にセカンドシーズンでのこの部分に関する満足度は非常に高いと,今回のFODの再放送を見返して再確認させられました。

 だからこそ,今回は…そろそろ薄さを感じ始めています。サードシーズン全体を考えたとき,そろそろ視点を5人にシフトしながら「彼らの未来」について描いていかないと消化不良に陥るのでは無いかと危惧しています。

 さあ,どうする。どうなる,サードシーズン?