FitEarより,ユニバーサルのエントリーモデル「FitEar Universal」発売!
Customイヤホン同様,ユニバーサルモデルにも力を入れているFitEarより,8/30に新しいイヤホンが発売されました。「FitEar Universal」発売です。
ユニバーサルモデルのエントリー機
FitEarの…というとつい身構えてしまいますが,その価格帯から見るとどうやらエントリー機という扱いのようですね。
FitEarでは,数年前からイヤホンのドライバー数等の内部情報を発表していません。これは,須山社長の
「ドライバー数やドライバーの種類といった規定概念に左右されるのではなく,音そのものを楽しんで欲しいから」
という考え方によるものです。
まあ,その価格からいっても「低・高音にBAドライバーを1基ずつ搭載」といったところなのではないでしょうか。あくまでも予想ですが。
「エントリーモデル」という位置づけは,その価格設定からも分かります。
フジヤエービックの価格一覧を見ると…
価格が明らかに異なりますよね。
フラッグシップの「TO GO! 334」は3WAY,BA4基搭載。「Parterre」と「fitear」は,それぞれ3WAYBA3基搭載といわれてます。
わたし,以前に「Parterre」を使用していたのですが,こちら,極端な「高音仕様」でした。女性ボーカルなどは素晴らしいのですがいかんせんバランスが悪い。次第に「売り」のはずの高音が煩わしくなって手放した経験があります。
「fitear」はいわゆる「王道」をいく安定モデルなのでしょう。
とすると今回の「FitEar Universal」はどのように振っているのか,楽しみなところです。
もともとFitEarの製品は解像感バリバリという感じでないという印象をもっています。特にCustom機ではその傾向が強いかもしれません。(Parterreは解像感バリバリでしたが…)そのメーカーのエントリー,しかも「Custom機を手軽に感じてもらえるように」というコンセプトで作られたもののようですので,「安全運転型」なのかなと思います。
FitEarやCANALWORKS等,日本のイヤホン製作会社には,今後も是非頑張っていただきたい。応援してますよ。