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コードブルー3rdSEASON/最終話/違和感…結局丸く収まってるんですけど…そして衝撃の映画化!

いや〜,何でしょうこの違和感

 恐れていた最悪の結末でしょうか。第9話で「この1時間でチームがバラバラになった」という言葉を投げかけておきながら,結局は全員が丸く収まってるんですけど…

 個々の葛藤の描きが足りてないんですけど…

 結局何が言いたかったんでしょうか,このサードシーズン…

 

それぞれの悩みが魔法のように解決…

 二次崩落の大事故という意味深なラストで終えた第9話。藍沢も巻き込まれ,「チームがバラバラ」という言葉もあったため,もっと深刻な状況になるやと思いきや藍沢はすぐさま脱出…。この時点で嫌な感じはしたんですよ。

 藤川が生き埋めになっていることを知り,自分も現場に出ようとする白石。それを藍沢が止めます。

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「お前だから信じて任せられる。指示を出すという形で,俺たちを守ってくれ。」
 この言葉を受け,白石は救出チームの陣頭指揮を執り切ることになります。

 この事故をきっかけに,個々の「迷い」が「決意」へと変わっていきます。

横峰
 けがを負ったレスキュー隊員を救えなかった事に対し,
「もう少し早く開胸していたら…」
と悔やみます。
「怖くって,早く駅のホームまで運ぼうって。そうしたら別の医者が助けてくれるって。」
 これに対して藍沢が答えます。
「医者は助かる患者しか救えない。」
 自分の限界を知り,高みを目指そうと決心する横峰の姿が描かれました。

 

灰谷
 以前のミスからヘリに乗れず,病院での仕事に専念していた灰谷。救命に残るかどうか迷いながら白石に,
「白石先生のようにできる人間に,できない人間の気持ちは分かりません。」
とくってかかります。

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 第一シーズンでの黒田のことを例にして,
「(黒田の腕を切り落とすことになって苦しんでいるときも)みんながそばにいてくれた。そのおかげで私は現場から,患者から逃げずに済んだ。灰谷先生はきっと,人の役に立つ医者になれると思う。」
と切り返します。自分の弱さを乗り越え,救命に残ろうと決意するきっかけとなった言葉でした。

 

名取
 父親から自分の病院に戻ってこいと言われる名取。父親に,
「ここでなら,まともな医者になれる気がする。いや,まともな人間になれる気がするんだ。」
と反論します。跳ね返す父。それに対し緋山が,
「彼はミスを乗り越えていける。彼からその機会を奪わないでください。きっと私の指導も,あなたの指導も必要ないんです。じっと待ってあげてください。」
と熱く語りかけます。
「いい指導医に恵まれたな。」
と納得する父。父の壁を越えた瞬間でした。

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藤川と冴島
 事故から救出された後,緋山を心配させまいと
「整形外科にうつる。」
という藤川。冴島は,
「本当はどう思ってるの? 私のために行きたくないところに行くっていわないで欲しい。本当に生きたい道を歩いて。」
と説得します。互いを心配する心を超え,更に尊重し合える存在になった場面でした。

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緋山
 名取の件もあり,周産期医療センターの医局長の職を蹴って救命に残ろうと決心した緋山。緒方に対し,
「私はあなたがいるから夢に向かって努力したいと思う。身体の(不自由な)分,心で支えて。」
と語りかけます。なんと,このドラマにして「愛が成就する」という珍しい結末を迎えました。

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 まあ,この他にも奏が藍沢を許して和解したことを受けて藍沢がトロント行きを決断したり,心臓移植に成功した優輔が橘に「心臓移植をさせてくれてありがとう。」と急に物わかりがよくなったりと,数々の魔法がかけられた最終話となりました。

 正直うまくいきすぎておなかいっぱいです。ここがフジの詰めの甘さなんだよなあ。

 

最後の「白石と藍沢」も…

 最終盤の「白石と藍沢」の語りの場面も,大きな違和感を感じました。

 結局,藍沢がこれまでの考え方を180度改めて「仲間」の大切さを説いたり,白石がこれまで同様「今の自分にできるチーム作り」を語ったりと,納得できない変化や代わり映えのない描き方で終わるという,なんともモヤモヤとした終わり方なのです。

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 「脚本家のご都合主義」に付き合わされている感じ。本シーズン,初期の頃から合ったどうも焦点化されない感じが最後まで続いてしまったんですよね。

 キャストも題材もこんなに魅力的なのに,また,第1・第2シーズンとも「葛藤や苦悩」という硬派な描き方をして評価を得てきたのに,最後がこれなんて…かなり残念です。

 

映画化で挽回できるか?

 と思っていたら,最後に「映画化決定」「2018年」というテロップ。

 そう来ましたか…。なんやかんやいいながら,きっと私は観に行くと思います。ですが,きっとサードシーズンの中途半端感は変えられないと思います。

 もしか変えられるとしたら,そのときは「フジのドラマ復活の時」といえる何らかの大変革が起こったときなのかもしれません。

 さて,どうなるかな?