HTCがGoogleに飲み込まれた!
以前から噂されてましが,ついに台湾のHTCがGoogleに飲み込まれてしまいました。
HTCといえば,スマートフォン創世記からの老舗ともいえるメーカーですし,最新作「HTC U11」では,「握って操作」するという新たな提案を行ったり,能力的にも超一流の実力を示したりと,その存在感は未だに十分なものがありました。しかし,やはりApple,Samsung,中華スマホなどに推され,業績は苦しいものだったようです。
中華スマホの躍進で業界に大変革の予感
本ブログでは以前から話題にしていましたが,この大きな原因は「中華スマホ」の大躍進であることは明かでしょう。
一昔前の「銀行,証券会社」,現在の「自動車,家電業界」等,世の中は「一極化」に向けて急速に舵が切られています。どのメーカーも,他社との連携を模索したり,弱体化した部門を切り売りしたりしながら「しのごう」と考えているようです。
特段経済に強くない私でもその傾向を感じるくらいの「動き」があるのですから,その実態はかなり切迫したものになってるのでしょう。
米の強者でさえ安心できない「中華勢力」
「Apple」「Google」「Microsoft」などといった「巨人級」の強者といえども,絶対的な数の「ユーザー」を抱える「中華勢力」には脅威を感じているはずです。
絶対的な「販売力,購買人口」を抱える中華勢力に対するには,それこそ「絶対的な技術力」が必要となるはず。
前述した三者に加え,Samsungなどの巨大企業が,こぞって「最新性」を競うのは,ある意味「中華勢力の脅威を感じているからこそ」「中華勢力の追い上げをかわすため」といえるのではないでしょうか?
世界的に見ても,「モトローラ」「IBM」「Blackberry」「シャープ」「東芝」等の企業,ブランドが第一線から消えたり,消えようとしたりしています。
もしかすると,私たちは歴史的転換点を目撃しているのかもしれません。
もはや,1年後の未来もはっきりとは見えなくなっているようで,少々怖いくらいですね。