AppleWatchSeries3購入から1週間,さてその実際は?
AppleWatchSeries3を入手してから丸一週間が経過しました。
月曜日からは実際に仕事中での活用が始まり,予定やタスクの確認に一定の効果を感じています。
用途に関してはこれから更に変容していくと思われますので,今回は「バッテリーもち」に関して,その実態と所感を書かせていただきたいと思います。
AppleWatchSeries3のバッテリー,LTE単独使用ではやや心許ないか?
前回のレビューで,「LTE単独使用」の場合,「9時間で80%の残」と書かせていただきましたが,その後の実際の使用ではこのデータを下回る結果が残りました。
例えば…
10/2の場合
午前7時に装着。帰宅した午後6時25分ころにはこの状態。
これ以降自宅Wi-Fiに切り替わり,9時過ぎにはこのような具合。
どうでしょう?微妙ですね。
翌10/3。同様の条件で。
更に翌10/4。
これまでよりは幾分ましな状況。
いずれも,負担のかかる使用は全くしておらず,メール受信,Instagramの受信通知,カレンダーやリマインダー,アクティビティ等を中心に数十件の通知を受ける状態でした。
まあ確かに,この程度の使い方を繰り返すのであれば,毎日充電することを念頭に置くと「使えるレベル」にはあるわけですが,はっきり言って「安心して使用できるレベル」とはお世辞にもいえませんよね。
多くの機能を多用しようとは考えていない私でも,正直不安に感じます。
これにプラスして音楽を聴いたり,ワークアウトや地図の利用,通話等を積極的に行おうとは思えないレベルです。
ほぼ「1時間に3%の減」…。
安心,快適に使用するにはやや厳しい面があります。
BLUETOOTH接続を試してみた!
そこで,10/6にiPhone7を常に身につけることができる仕事内容だったこともあり,常時BLUETOOTHに接続したらどのくらいの違いがあるのか試してみることにしました。
私がこれまで「BLUETOOTH接続」を念頭に置いてこなかったのは,
「AppleWatchとのBLUETOOTH接続を行うと,iPhone側のバッテリーが半端なく減る」
という情報を数多く目にしてきたからです。
私はiPhoneにおいても特段ハードな使い方をするわけではありません。しかし,やはりiPhoneは「有事の際の切り札」なわけで,急にテザリングの必要性が生じたり,動画の撮影をしたくなったりといった際に,AppleWatchとの接続が原因でバッテリーが心配…という状況は避けたかったわけです。また,
「何にも使っていないのにバッテリーだけが減っていく…」
という状況がなんだか居心地悪くて…まあ,ただの貧乏性です(笑)
さて,では実際のところ,AppleWatchSeries3をBLUETOOTH接続すると,AppleWatchSeries3とiPhone7のバッテリーがどのように減っていくのか?
結論からすると,
「減らない! マジかっ?っていうレベルで減りません。」
AppleWatchSeries3のバッテリーがです。
実際のスクリーンショットがこちら。まずは,LTE単独使用と同じ時間帯。
11時間を過ぎて「88%」の残。これ以降も,
と変化し,午前零時段階で「77%」の残でした。
1時間あたりのバッテリーの減りが,
・LTE単独使用 ・・・・・・1時間あたり3%
・BLUETOOTH接続・・・・1時間あたり1%強
ん〜,何でしょうこの絶対的な違いは…
そしてiPhone7のバッテリーの減り具合は,
「通常と比較して若干減りが早いかな?」
という程度。「ぐんぐん減っていく」という印象は皆無です。
なんだか拍子抜けの結果となりました。
LTE使用の方向性が決まりました!
以上の結果から,これまでの自分自身の「AppleWatch」や「BLUETOOTH接続」に対する偏見を捨て,今後の方向性が定まってきました。
①iPhoneが手元にある場合,家の中での使用の場合等,通常時はBLUETOOTH接続を基本とする。
※Wi-Fi接続時も,LTE接続時と同様にバッテリーが減っていったので,AppleWatchとiPhoneとの親和性の高さを実感しました。
②iPhoneを携帯できないような仕事の場合は,これまでのように「意識的にLTEに切り替える」ということではなく「自然にLTEに切り替わる」のを待つ。(通常時の設定のままで使用し,恣意的な切替を行わない)
③ただし,ワークアウト等の明らかにiPhoneの携帯が邪魔になるような場合,ちょっとした外出等でわざわざiPhoneを持っていかなくてもいい場合は,LTEの恩恵を享受するために積極的にAppleWatchのみで活動する。
このように考えたら非常に気持ちが楽になりました。
これまでにAppleWatchを使用したことがなく,「バッテリーもち」が心配で二の足を踏んでいらっしゃる方,是非とも参考になさってください。