イメージは「Apple=先進性」?
初代iPadが発表されたときは度肝を抜かれました。
iPhoneでさえ「!」だったのに,さらなる大画面。ネットが手元で見られる。しかも指であらゆる操作ができる。さらにはゲームも。動画を寝転びながら観られるなんて…
正に革新的なアイデアと技術で,「ライフスタイルを変える」製品だと感じました。
そんなApple独特の「ドキドキさせるような先進性」の喪失が叫ばれてからしばらく経つように感じます。
そんな中,iPhoneの「既存性」と「先進性」に関する記事が来ていました。
実はiPhone8は既存技術の寄せ集め
iPhone8シリーズはすでに発表され,iPhoneXはもうすぐ…という状況ですが,そんな「新型」iPhoneも,実は「先進的」といえる部分は少ないようですね。
記事の中では最近のiPhoneに関する「新機能」を以上のように紹介しています。しかし,そのいずれもすでにAndroidの世界では発表,実用化済みなんですよね。
最近特に話題のQi充電も,なんと2011年にdocomo製品ですでに実用化。
まあ当時は,その安定性や充電速度に関して問題もあったようですが,たしかに「今更感」は否めませんね。
iPhoneそのものが非常に魅力的な端末だという意識は変わりませんが,やはりAppleには先のiPadのような「ときめくもの」を望んでしまいます。まさにそこがAppleのAppleたるゆえんだと思うのです。
今後も「安定」の道を進むのか,あるいは技術的にAppleに「先進性」を望むのは酷な状況になってきているのか?
是非とも新たなブレークスルーを望みたいところです。
実は最先端?「True Depthカメラ」
二つ目の記事には,iPhoneXに搭載される「True Depthカメラ」をAndroid勢が再現するためには「2年半」の時間を要するということが記されています。
このTrueDepthカメラに関しては,その信頼性を不安視する内容の記事も散見されます。どの程度の「精度」があるのか,レビューが待ち遠しいですね。
反面,iPhoneXの生産の遅れは,このTrueDepthカメラの歩止まりの悪さが原因のようです。今後FaceIDをiPhoneの標準としていくのであれば,この点は迅速に解決していかなくてはならない課題となりそうでですね。