iPhoneX,よさそうですね!
iPhoneXが発売を迎え,早速YouTubeにも数々のファーストインプレッション動画などが上げられていますね。どの方も,iPhoneXの「未来観」を絶賛しているようです。
私は昨年iPhone7を購入したこと,やはりiPhoneXでは維持費が嵩むこと等を鑑み,予定どおり今年は見送ることにいたしました。
来年は,今年のiPhoneXの先進性を,1年経って技術的にも落ち着いてきたところで,「普及価格帯iPhone」で楽しみたいと考えています。
…来年,今年の「X」のようなプレミアモデル的な機種が登場するかは分かりませんが…
「ベゼルレス」に伴う変化
今年は見送ったのですが,やはりiPhoneX,気になります。
来年度に向けて,特に「ベゼルレス」に関する気になることを拾ってみました。
気になる…その1「操作方法」
まずは,「ホームボタンが無くなる」ということに関連して,その「操作方法」についてですね。
ホームボタンが無くなった「iPhone X」の操作方法、Appleが動画で解説 | iPod LOVE
記事内では,主な変更点を以下のようにまとめています。
大変革ですね。
特に,「スワイプの向き」が全く変わってしまったのが残念。使っていくうちになれるのでしょうが,Appleとしては珍しく「一貫性がない」と言わざるを得ません。
iPhoneXそのものも,そのインターフェイスも,慌ててつくったという感が否めないと感じられるのがこの点です。やはり,同時期に発売されており,同じOSを搭載しているにもかかわらず操作方法が異なる機種が混在するのはスマートではありません。
これ,iOS11に合わせて,iPhone8はもちろん,全ての対応iPhoneで同じように変更することはできなかったものなんでしょうか?(特にスワイプ関係について)
気になる…その2「有機ELディスプレイ」
なんと言ってもiPhoneX最大の売りは「ディスプレイ」ですね。その中でも関心事は二つ。
まずはその中の一つ目,「有機ELディスプレイ」。
有機ELディスプレイと言われて私がイメージしたのは,GalaxyとAppleWatchです。
これまでのGalaxyの有機ELディスプレイは,なにか「つくりもの感」が強いというイメージでした。確かに「くっきり」「はっきり」なのですが,その映りが「わざとらしい」というか,ケバケバしくてちょっと下品な感じがしていたのです。
AppleWatchSeries3を購入して,個人的に初めて「有機ELディスプレイ」に触れましたが,あのコンパクトな画面の中に,やはり「主張の強さ」を感じます。暗いところでも「光漏れ」の感覚無くくっきりと見える様子は,
「有機ELディスプレイって時計には合っているな!」
と感心させられましたが,やはりこれはこのサイズだからそこかな〜。
自分としては,液晶の映りが嫌いじゃありません。自然な感じがして。まあ,今後は有機ELディスプレイへと移行していくことでしょうから,近いうちにiPhoneXとGalaxyの写りの違いを店舗に行って確かめてこようかと考えています。
しかし,有機ELディスプレイならではの問題も。
残像,焼き付き…。宿命ですかね。
10年以上前に,プラズマテレビを購入した際も,しばらくの間焼き付きが気になっていた時期がありました。朝のニュース番組などで表示される「時刻」の位置。常に同じ位置に表示されるため,焼き付きのような症状が残っていたのです。
しばらくすると全体にまぶれたようにそれほど目だたくななりましかが,iPhoneXはどうなんでしょう。気になるところではあります。
そしてディスプレイに関する二つ目。「縦長」になったデザイン,サイズ感の問題です。以下の記事には,その問題点が記されています。
このブログの主さんは,手が大きいということを自覚されていらっしゃるようですが,その手をしても上部に届かないそうです。
そりゃそうですよね。iPhone7とサイズを変えずに大画面化しているということは,相当「縦長」になっているということ。iPhone7でさえ上部にギリギリという,男性にしては手が小さい私からすれば,iPhoneXの片手操作は厳しそうです。
だからこそこれまでお伝えしてきたように,「iPhoneSEPlus」的なモデルを熱望しているのです。
気になる…その3「画面表示領域」
大画面化に伴って,どの程度画面表示できる領域が増えているのか。
前掲のブログより。これを見て,どう考えるかですよね。
ベゼルレスになって「すっきり」はしているのですが,結局その場所に記事そのものが映り込むことはないようで…。余白的な領域が多くなって,かえって間延びしているようにも感じます。
絶対的な情報量も,「インチ数」からするとそんなに変わらないような…
その他に問題点も散見
その他にも問題点が散見されるようです。
例えば「FACE ID」。
やはり双子では見分けが付かなかった,マスクをしていると認識しなかった,寝起きの寝ぼけた顔だとだめだった等々,数々のダメ出し記事がアップされているようです。
個人的には,視線を向けていないと解除できないという点がやはり気になります。TouchIDであれば,iPhoneと正対していなくて,視線を向けていなくても起動できます。この「ながら起動」,普段の生活では欠かせないと思うのです。
また,マスクをしながら,ヘルメットをかぶりながら等,仕事や生活の変化等で自分の格好を意識しながら端末を起動させるなんて,どうもおかしくないですか?
個人的には「TouchID内蔵ディスプレー」が一番よかったのではないかと考えます。将来的には,FACE IDとTouchIDのどちらかを任意で選択できるように,あるいは双方を起動させてどちらかで認識できなくてもどちらかがよしとすれば起動できるようなシステムへと変えていってほしいと願っています。
さらに,細かいところですが「バッテリーの%表示」。
iPhoneXでは,ホーム画面でバッテリーの%表示ができなくなっており,コントロールパネル等の別画面で確認しなくてはならないとのこと。
? 表示スペースの問題なんですかね?
これ,何気に相当痛いですよね。「バッテリー残量」って,スマートフォンにとって一番大事な情報かもしれません。
さて,ここまでとりとめも無く書いてきましたが,どうやら,
「iPhoneXが絶対的存在ではない」
といえそうです。
利用方法や考え方によってはiPhone8やiPhoneSEの方がいいと考え,「積極的に」従来型の筐体を選ぶこともありそうです。
そこら辺の「不満点」を潰していくことで,将来的にベゼルレスiPhoneへの完全移行がなされるといいなあと考えます。
来年のiPhone,改善がなされた「ベゼルレスモデル」として登場してくれるかな?
あっ,その前に,「ベゼルレスiPhoneSE」が出てくれないかな。そうなったら即乗り換えるんですけど。