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Parallels,VirtualBOX,Fusion…Mac仮想化騒動パート3〜VMWare Fusionのバグと共に〜

最後の砦,VMWareFusion様,どうかよろしく!

 前回まで,Parallelsの起動がおかしくなったこと,VirtualBOXのシャットダウンが作動しなかったことをお伝えしました。

 

  この時点でかなり頭を抱える自体になっていることは,読んでいただいた方皆さんが想像なさっていることでしょう。

 なんせ,ここ最近の「仮想化ソフト」市場は「Parallelsの一人勝ち」の状態のようでして,Fusionはパッケージの販売から手を引き,ネット上でのダウンロード販売のみに販路を絞っているようです。

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 そう言われると以前よりも「MacFan」等の雑誌での広告も減っている印象が…

 また,実際の動作に関しても,
Parallelsの方が軽快」
Parallelsの方が多機能」
Parallelsの方が安定している」
というネット上での評価がが殆ど。

Parallelsで動作が安定しない我がMacに,Fusionとの相性を求めるのは酷か?」
と,半べそをかきながら,最後の砦「Fusion10」のお試し版ダウンロードを試してみることにしました。

 

「起動できる」「シャットダウンできる」という「当たり前」に感動!

 こちらもインストールそのものは順調に進みました。

 いざ,Windowsの起動。問題なし。
 鬼門となっていたシャットダウン。お〜,普通に終了しましたよ。
 至極当然のはずの「起動」「シャットダウン」ができるだけでこんなに幸せだなんて…。わたし,相当弱っていたようです(笑)

 一息ついてとりあえず必要なソフトをインストール開始。何のトラブルもなく順調に進みます。
「おっ,これはこのままいけるか?」
と安心すると,そこにはまたまた壁が立ちはだかっていました。

 

「解像度」「フルスクリーン」との葛藤 

 その「壁」とは…「解像度」と「フルスクリーン」との相性です。

以前から書かせていただいているように,私は普段,MacBook Pro(Late2016)+LG UltraFine 5K Displayという環境で,クラムシェルモードでの利用をおこなっています。

 当然Fusion10はMacOSHigh Sierraに完全対応しており,「5K」モニターへの出力もできることになっています。

 しかし,しかしです。「フルスクリーンモード」+「LG UltraFine 5K Display」にすると,画面がちらつき始め,多くのカラーノイズが出てしまって全く使い物にならないのです。
 しかし,「シングルスクリーンモード」に切り替えるとカラーノイズもなくなります。

 

 おそらくは,Fusionと私のMacとの間で,うまく処理できる画面の広さや解像度の間に限界値があり,それを超えると(キャパを超えると)ノイズが乗るということなのでは…と個人的に判断しました。

 つまり,「完全5K対応」を謳っているものの,画像出力の面でバグがあるということなのでしょう。

 

 この判断の下,いろいろと試してみて分かったことがあります。

①LG UltraFine 5K Displayに接続しないMac単体での「フルスクリーンモード」では何の異常も無い。

②「シングルスクリーンモード」でも,LG UltraFine 5K Displayの画面いっぱいにスクリーンを広げようとするとノイズが乗る。画面2/3程度で止めておけばOK。

③「フルスクリーンモード」でも,解像度をやや下げるとノイズが乗らなくなる。

 

 デフォルトのフルスクリーンモードの解像度だと,かなりアイコンや文字が小さくなってしまって,実用上支障が出るほどですので,「解像度を下げると異常が無くなる」というのは,むしろ好都合です。

 また,解像度が欲しければ「シングルスクリーンモード」でMacデスクトップのウインドウとして利用すればいいので,さほど不自由はありません。

 とにかく「通常の動作に不安定さがない」というのが何よりです。
 画像出力上の大きな「バグ」はあるものの,私個人としてはこのままいけそうな気がしています。

 でもまあ,Parallelsが通常どおりに動く環境であれば,あえてFusionを選択する理由はないようにも感じるのですが…

 

仮想化ソフト3種を総括

①動作の安定性

 VMWare Fusion」>「Parallels  
 ※アプリ動作をしていないので選定外「VirtualBOX

Parallelsは,これまでも度々フリーズを繰り返してきた。何かを契機にシステムに悪影響を及ぼす内因があるのではないかと考える。

・Fusionは,前述したとおりに画像外部出力面で致命的とも言えるバグを抱えている。Mac本体での利用を想定していたり,前述の方法などで対応することをよしとするのであれば許容範囲。

・ただし,Fusionでは,外部HDDをMacからFusion環境へ切り替えようとした際にマウントできずに,HDDの電源が落ちてしまった事例を確認。それ以降はファイルの受け渡しにMacデスクトップを挟むようにしている。さほど面倒とは感じない。

→その他のUSB外部機器を起動すると,「Mac側,Fusion側のどちらに接続するか」を聞いてくる。接続にも異常は見られない。

※バグはあるものの,「動作の安定性」においてFusionでは不安を感じない。Parallelsは,正常に動いているときであっても,何か挙動そのものに怪しさが感じられる。

 

②動作の軽快さ

VirtualBOX」>「Parallels」>「VMWare Fusion

VirtualBOXの「キビキビぶり」には驚かされる。普通のWindows機を触っている感じ。
 →実際にソフトを動かしていないので,その点は不明。

Parallelsは,Fusionよりも軽快だが,①でも述べたとおりに動きに「怪しさ」を感じる。

 ・Fusionは,Parallelsに比べても2割程度動作が遅い。はっきりと分かる程度。写真一枚開くのでも,一呼吸の間があります。Canon機のデジカメにおけるRAW画像現像では,ParallelsWindowsデスクトップ機と比べると結構もたつきますが,Fusionは更に時間がかかる印象。

 

③バッテリーもち

Parallels」>>「Fusion」
            ※アプリ動作をしていないので選定外「VirtualBOX

・FusionをMac単体で使用すると,バッテリーがぐんぐん減っていく。Parallelsのそれと比較してはっきりと認識できるレベル。

 

問題が無ければ「Parallels」一択だが…

 ちまたの評判どおり,システムに問題が無ければ「Parallelsの一択」という認識で間違いないと思われます。
 (まあ毎年のように「前モデルよりも150%スピードアップ」などという景気のいいアピールがあるわけですが,実際はあまり変わりません。MacOSの肥大化と共にParallelsの性能が相殺されているということでしょうか)

 

 ただ,実際に私が経験したように,「何か」が発生することもあり得るわけです。

 そんなとき,「VirtualBOX」が無事に操作できるのであれば,その軽快さを味わうために活用するのも全然ありだと考えます。

 また,「動作の安定性」を最優先にするのであれば,積極的にFusionを選択するのもありです。

 

 やはり「仮想化」という現実離れしたことをやってるからには,どこかにほころびはあるものだと考えながら利用することが大切なのだということを,改めて今回学びました。
 その便利さと危険性をよくよく考え合わせた上で,「うまく付き合っていく」ことが必要不可欠ですね。

 場合によっては,「Windows機」と「Mac」との併用,「BOOTCAMP」の活用などという,他の選択肢も考え合わせていけばいいでしょう。

f:id:es60:20171230161918p:plain 私も,Fusionが万が一動作しなくなったら…ということを念頭に置いて利用していく必要があるかもしれません。

 

 あっ,そうそう。まずは,何はなくとも「TIMEMACHINE」ですね。やはりバックアップは命綱です!

パラレルス?Parallels Desktop 13 for Mac Box JP

パラレルス?Parallels Desktop 13 for Mac Box JP

 

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