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2018大ブレーク必至! 小松菜奈さんの魅力①〜透明さと無機質な冷たさを併せもつカメレオン女優〜

映画三昧の日々で大発見「ぼくは明日、昨日のきみとデートする

 前回,AmazonPrimeに加入したことにより,映画三昧の冬を過ごしていることをお伝えしました。

 基本,このような動画配信サービスを利用する際は「無料」で楽しめるものを中心に観るわけですが,配信される画質がHD1080をクリアしており,DVD画質よりも相当美しいため,何本か有料の新しめの映画も楽しんでみました。 

 HD1080というと,Blu-ray画質ということで,もはやDVDには戻れない身体になってしまったため,今後Blu-rayを導入しようかと考えているところです。

 さて,有料で観た作品の中に,この冬に観たラブストーリーもので「ピカイチ」という作品に出会えました。
 「ぼくは明日,昨日のきみとデートする」です。

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 七月さんの原作は以前に読んでいましたので,
「あの原作の透明感を映画で表現するのは難しいのではないか…」
と,正直思っていました。
 しかし,気になるものはしょうがないということで,観てみることに…

 すると…

 見つけましたよ!小松菜奈さん」という大物を!
 この作品,小松菜奈さんの存在と脚本の巧みさで,原作のよさを消さない希有な良作となっています。

 大概このような作品を映画化すると,やらかしちゃうんですけどね。自信をもってお薦めします。素晴らしい作品です。

 

小松菜奈さんって?

「見つけましたよっ!」
と,おおげさにいいましたが,映画の主役を張るくらいですので,これまでも活躍されていた方でした。映画を観たあとに慌てて勉強させていただきました。お恥ずかしい…。

 モデル出身の方で,役所広司さん主演の映画「渇き。」に大抜擢されて脚光を浴びたようですね。その他,様々なTVCMにもでていますね。あとから,「あ〜,あの子か」と気付くことが多かったです。

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 特に印象的なCMはダイハツMOVE」のアンドロイド?役,最近の住友生命保険「妹が1Up編」などでしょうか。

 

 超売れっ子なのですが,国民全体に知れ渡るほどの…というほどには至っていない印象です。しかし,この子,絶対に来ます。

 とんでもない魅力を秘めた,素晴らしい女優さんになる予感がします。

 

不思議な小松菜奈さんの遍歴

 とりあえず私自身が感じた小松菜奈さんのこれまでの遍歴や受ける印象の推移は,一般の女優さんのそれとは大きく異なるものです。

 なにが? というと…普通の女優さんとは逆の印象を受けるということ。

 通常,女優さんはそのイメージを大切にするために,「清純」なイメージを先行させ,徐々に「大人の女優」としての階段を上っていくことが多いです。

 また,「国民的女優」といわれる,綾瀬はるかさん,石原さとみさん,新垣結衣さんなどは,「大人の…」とはいえ過激なラブシーンなどは避ける傾向にあるでしょう。

 

 ところが,小松菜奈さんのこれまでの遍歴は,それとの全く逆を行くのです。
 出演している映画を全て観たわけではありませんが,私なりに感じたことを観させてもらった作品と共に紹介していこうと思います。

 

①渇き。(2014)

 まずは映画初出演作の「渇き。」。小松さんはこの作品で,「第39回報知映画賞 新人賞」「第38回日本アカデミー賞 新人俳優賞」「第69回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞」などを受賞。
 いかにインパクトを与えたかが分かります。

 小松さんはこの映画で,元刑事役の役所広司さんの娘役を演じます。
妻と離婚し娘が行方不明だということで探しにでるのですが,その中で主人公は娘のことを何も知らなかったことを痛感します。

 しかしこの娘「加奈子」は,主人公の想像を超えるモンスターでした。数々の周囲の人物をたぶらかし…という展開。

 当時17歳で,初映画。普通だったらこのようなセンセーショナルな役柄はなかなか引き受けづらいでしょう。人間的に崩壊し,次々に人々を不幸に陥れていく役。しかも,劇中では相当の衝撃的なキスシーンもこなしています。
「イメージづくりとしてはいかがなものか?」
と,通常であれば二の足を踏んでもおかしくないキャスティングでした。

 ところが,小松さんの「透明感」「無機質な冷たさを与える表情(特に目)」「アナーキー感」が,この加奈子に尋常ではないパワーを与えることになります。

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 台詞が特段多いわけではなく,主人公との絡みも殆どない「イメージ」のような存在の加奈子が,紛れもなくこの映画の「中心」となっているのです。

 これ,小松菜奈さん以外だったら話の肝となるべき加奈子の存在が薄れ,ただ単なる狂気的バイオレンス映画で終わってしまった可能性さえあります。

「存在だけで映画を変える不思議な女優さん」
という強い印象を受けました。

 

バクマン。(2015)

 少年ジャンプで連載を目指す高校生漫画家コンビを描いた作品。主人公「真城」のマドンナ役としての登場です。

 作品としては漫画家達の群像劇として良作だったと思います。
 ただ,小松さんの役どころとしては,声優を目指し,自分が成功を収めていく過程で真城から離れる選択をするという役どころで,役柄的に深み,意味合いが弱いと感じました。もったいない。もっと小松さんのよさを発揮できれば…とも思いますが,いかんせんあくまでも「漫画家」側が主人公ですので,2時間の枠の中では描ききれなかったでしょぅ。

 この作品では,持ち前の「透明感」はそのままに,前作「渇き。」とは異なり,「マイナス指向のアナーキー感,冷徹さ」は影を潜めています。

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 いっては何ですが「お人形さん」の感覚ですね。

 その透明感故に素晴らしい存在感は示しているものの,「ただそれだけ」になってしまっているのです。まあ,それでも大きなインパクトを与えているあたり,小松さんの可能性の大きさを感じさせる作品となりました。

 

 …と,結構長くなってしまいましたので,この後の作品紹介は次回へと継続させていただきます。是非ご覧ください。