超絶欲しい低価格MacBook13インチ
つい先日,MacBookAirの存続に関する噂が流れました。
正直,すでに「低価格」という点しか魅力がない製品です。まあ,インターフェイスを理由に購入される方もいらっしゃるかもしれませんが。
しかし,一旦Retina画面を経験してしまうと,もはや逆戻りはできません。まして,今後はUSB-C化がますます進んでいくことになりますので,いずれ無くなっていくモデルであることは明白です。
そんな中,新たに発表されるのは「Air」ではなく,新設計の「MacBook13インチモデル」であるという情報が出てきました。しかも価格は「Air」とほぼ変わらずで…
これが本当であれば,「モバイル」という観点でいうと最強のモデルとなりそうです。
問題は…本当にこの価格でいけるのか
ここで重要なのは,このMacBook13が,「Retinaモデル」であるということ。そして,「Air並みの価格」で発売されそうだということ。
そして,誰もが疑問を抱きますよね。
「本当にいけるの?」
と…。
現行のMacBookの価格およびスペックは以下のとおり。
1.2GHzモデルでさえ「Air」の価格帯を軽く超えてしまいます。
Appleがわざわざ新商品を提案するとすれば,さすがにこの最低限のスペックラインを下げることは考えられません。
とすると,これを機会に大幅な価格改定を行うのか?
また,果たしてそれが可能なのか?
ここにかかってきますね。
少し期待できるのは,「無印iPad」の価格が大幅に下げられるということが「確定情報」のように流れていることです。恐らく今月末のAppleのイベントで発表があるはず。これが実現するのであれば,MacBookにおいても最下層の価格を意識的に下げることで新規ユーザーの獲得や,教育分野での需要拡大を狙うという戦略をAppleが本格的に採り始めるという表明ともとれるのですが…。
12インチモデルとの兼ね合いは?
もうひとつ気になるのは,現行の12インチモデルとの兼ね合いです。
13インチモデルがAir並みの価格で出されるとなると,12インチは更に価格を下げられるのか?
それとも12インチモデルそのものが13インチモデルに吸収される形でなくなってしまうのか?
一番やって欲しくないのが,13インチモデルのスペックを12インチモデルよりも下げてしまうこと。まあ,Appleはさすがにそこまではやらないかとは思いますが…。
このMacBook13インチモデルが,どのような価格帯で,どのようなスペックで発表されるかは,今後のAppleの「低価格モデルの動向」を占う非常に重要なポイントになると考えます。
iPhone,iPad,Macと,今年はApple製品の裾野を広げていくための大きな転機となりそうですね。