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元祖を越える? 「Android P」のジェスチャー操作

AndroidiOSライクな操作性に!

 Googleが2018年第3四半期に発表を予定している新OS「Android P」。
 スマホ自体が「ベゼルレス化」しているという状況を鑑み,iPhoneXライクな操作性に変身するようです。

 これ,単なるiOSのパクりかと思いきや…
 どうやら元祖を越える快適さをもたらしそうな予感が…。

 

画面下部の「バー」の位置づけがキモ!

 これまでのAndroid機といえば,基本的に,物理的にせよソフト的にせよ「ホームボタン」や「戻るボタン」の存在が効いていました。特に「戻るボタン」に関しては,iPhoneを利用している私からしても,
「素直に便利だよなあ」
と感じさせる,操作上の「動線」に即したもののように感じています。

 iOSの場合は,「シンプルさ」にこだわるあまり,「直接的なアクセス」ができない部分があったことも事実です。まあ,慣れればどうっていうことはないのですが,「癖」があることは事実でしょう。

 そして今回の「Android P」。
 表面上はiPhoneXと同様のスタイルをしているようです。しかし,どうやら,
「かゆいところに手が届く」
という意味では,iOSを凌駕しそうな予感がします。上記の記事から気になったことを2つ…。

①「バー」スワイプの位置付け

 iPhoneXでは,下部バーを上にスワイプすると,ホーム画面へ移動。アプリの切り替え,を行うには,上にスワイプしたまま一旦停止して…というように,多様な操作方法を駆使しなければならないという煩雑さがあります。
 また,「上からスワイプ」という操作もあり,それも左画面,右画面からのスワイプによって,通知センター,コントロールセンターという異なる画面を呼び出すようになっています。
 これ,個人的には「改悪」だと感じます。あまりに複雑すぎる!
「慣れれば気にならない」
というレベルではなく,Appleの基本理念であるシンプルさ,優雅さからかけ離れてしまったような印象を受けるのです。

 対して今回の「Android P」。
 下部バーを上にスワイプすると「アプリスイッチャー」画面が現れるとのこと。

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 これ,画面上部には起動しているアプリのプレビュー画面が,その下にGoogle検索欄と,AIによって学習された次に起動が予想されるアプリが5つ表示されるとのこと。さらに,プレバュー画面内でも文字の選択や移動が可能!

 いいんじゃないですか,これ?

 さらに,この下部バーを横にスワイプすると,「アプリスイッチャー」に切り替わり,アプリの切り替えもできちゃうとのことです。

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 ますますよくないですか?
 iPhoneXで,「上からスワイプして一旦停止…」という,2段階の操作が必要だったものが,バーの操作だけで連続的にこなせるということです。絶対にこっちの方が快適そうですよね。

 さらにさらに,下部バーをタップすると,ホーム画面に戻れる。
 下部バー万能です!

 

②「上から〜」という動線の違和感

 iOSでは,「上からスワイプ」という操作がありますが,これAndroid Pでも同様のようですね。

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 iPhoneXでは,画面上部の「左右」からのスワイプに別の役割を位置付けていましたが,Android Pではどうなるんでしょうかね?

 個人的には,なるべく「別々の〜」という機能割り付けはして欲しくないなあ…。下部バーのように,同様の操作の中に別機能を割り当てていただきたい。
 この「上からスワイプ」という操作にだけは,どうしても違和感を感じてしまうのは私だけでしょうか? 特に,「縦長,大画面」化した昨今のスマホにおいては,なるべく「上部から」という操作をなくしていった方が望ましいと思うのですが…。

 

さあ,どうするApple

 さて,今回のGoogleの方向転換を受けて,どうするApple

 iOSの操作方法が二転三転していることから考えても,Appleが現状のiOSの操作方法に満足していないことは明かでしょう。次期iOSでは,より人間工学に基づいた操作方法の提案を期待しています。

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