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池井戸潤最新刊「下町ロケット ゴースト」7/20発売〜あの「下町ロケットシリーズ・第3弾」〜

ついに来た! 下町ロケットシリーズ第3弾

 ここしばらく動きがなかった池井戸潤さん。
「次は何が出るのか?」
と思っていると,そうですか,そう来ますか!

 なんと,下町ロケットシリーズの第3弾です。サブタイトルが「ゴースト」!

下町ロケット ゴースト

下町ロケット ゴースト

 

 

バルブシステム,人工弁の次は何?

 皆様ご存知の通り,「下町ロケット」の舞台となるのは,東京大田区にある精密機械製造の町工場「佃製作所」。社長の佃航平は,元宇宙科学開発機構の職員であり,町工場としての技術力に誇りをもちながら,大手企業と渡り合うという,まあ夢物語的なエンターテイメント経済小説とでもいうべき作品となっています。

 第1弾「下町ロケット」では宇宙ロケットエンジンのバルブシステム,第2弾の「ガウディ計画」では心臓手術に使用する人工弁「ガウディ」の開発競争を巡ってストーリーは展開していきました。

 そして第3弾。副題は「ゴースト」となっています。
 Amazonの紹介ページには,以下のような記載が…。

『倒産の危機や幾多の困難を、社長の佃航平や社員たちの、熱き思いと諦めない姿勢で切り抜けてきた大田区の町工場「佃製作所」。
しかし、またしても佃製作所は予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。
いまや佃製作所のシンボルとなったロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先ヤマタニからの非情な通告、そして、番頭・殿村に訪れた危機――。
そんな絶対絶命のピンチを切り抜けるため、佃が下した意外な決断とは・・・・・・。

大きな挫折を味わってもなお、前に進もうとする者たちの不屈の闘志とプライドが胸を打つ! 大人気シリーズ第三弾!!』

 残念ながら,この文中には,前作までの舞台となった「宇宙開発」「医療」などのキーワードが見つかりません。
 「ゴースト」という言葉が何を表しているのか? それが明らかになるのはもう少し先ということなのでしょう。

 

まあ,ドラマ化必死でしょうね

 下町ロケット1,2については,TBS系にてドラマ化されたこと記憶に新しいですね。その際は,1クールのドラマの前半が「バルブシステム編」,後半が「人工弁編」というように,一気に2作分を組み込んだ脚本になっていました。

 更に,大物池井戸さんを活用しての戦略であったかもしれませんが,「ガウディ計画編」は朝日新聞に連載され,ドラマと新聞連載が同時並行で進んでいくという異例の作品発表の形態が取られました。

「ちょっとやり過ぎだろう!」
という感じも正直しましたね,このやり方。

 「ゴースト」に関しては今のところ通常運転といったところでしょうか。

 いずれにしても,この作品も近い将来TBS系でドラマ化されることになるでしょうね。あるいは映画化されるか。阿部寛さんの「濃い」演技がまた観られることになるでしょう。

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またお決まりのストーリー展開なんだろうな〜

 池井戸さんの作品,確かに読みやすいですし,ぐいぐいと引き込まれる筆力を感じますので,欠かさず読んでいるのですが,以前にも本ブログで書かせていただいたとおり,最近は大衆迎合的なストーリー展開が多く,少々食傷気味です。

 「ゴースト」にしても,何回も苦境に追い込まれながら,結局はめでたしめでたしで終わるんですよ,きっと。その展開のパターンが全くいっしょなのです,最近の作品は…。

 「花咲舞シリーズ」に関しても書かせていただきましたが,「水戸黄門的」なんですよね。どれも同じ。

 読み進めながら,
「どうせそのうちなんとかなっちゃうんでしょ?」
と,うがった見方で読んでいる自分を感じてしまうのです。

 また,先の「朝日新聞との連携」や,ドラマに合わせた作品発表など,どうもメディアとのコネクションが鼻につきます。確かに池井戸さんほどの大御所であれば引く手あまたでしょうが,その姿勢が作品の内容にも悪影響を及ぼしているようで,気になって仕方ないのです。

 さて,今回の「ゴースト」。一体どのような作品になりますことやら。
 私のくだらない心配が杞憂に終わることを願って止みません。

下町ロケット ゴースト

下町ロケット ゴースト

 
下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)

下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)

 
下町ロケット (小学館文庫)

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